VOCE Series Speakers

VOCE Speakersは、Thesisシリーズの経験に直接、端を発するVoceシリーズのコンポーネントは、車内リスニング体験を新たな次元へと引き上げます。 革新的で進歩的なデザインやリファレンスレベルのパフォーマンスといった、カーオーディオ再生におけるしっかりとしたノウハウを統合したシリーズです。
Voceプロジェクトが誕生した背景には、Thesisのサウンドクオリティをもっと幅広い層のユーザーに手が届くような製品をつくり、しかもクオリティに関して厳しい耳を持つユーザーに対しても妥協をしないという想いがあります。Voceのコンポーネントの開発には、Thesisシリーズの設計の際に採用された主要なイノベーションの利点が生かされています。ノンリニア歪の軽減、安定したインピーダンス、振動板とバックウエーブリフレクションの制御などです。
この目標を達成するためには様々なことをクリアする必要があり、新しい材料の開発から、バスケットやコーンのための新しい金型の設計、アセンブリや品質管理工程の刷新に至るまでの細かいポイントを見直しました。細心の分析や洗練を経て得られた結果は予想を上回るものであり、 このカテゴリーにおける新たなリファレンスを確立することになりました。
Voceシリーズのスピーカーの開発は、駆動部分の図面作成と同時にその駆動部分におけるボイスコイルアセンブリとの繊細な相互作用の研究から始まり、これによってリニアな磁束帯、磁束の動作ポイントやコイルインダクタンスの安定を獲得することが可能となりました。
各コンポーネントのボイスコイルは全て、超軽量銅皮膜のアルミワイヤを装着したカプトンフォーマーで出来ており、幾何学的な設計やマテリアルの選択において 入念な最適化が図られています。
ウーファーのエッジ部分にはThesisシリーズで採用されているトリプルウエーブ・ブチルラバーエッジを使用し、またダンパーの素材にはノーメックスが使われています。

VOCE Tweeter

AV 1.1トゥイーターには超軽量のTetolon振動板が採用され、28mmの銅皮膜処理のアルミワイヤを装着したボイスコイル、ネオジウムマグネット、リング状のリアダンピング・チャンバーなどの特徴があります。

VOCE Woofer

ウーファーコンポーネントのAV 5.0、AV 6.5、およびサブウーファーのAV 12の特徴には、空力学的な構造を持つアルミバスケット、コットンファイバーと圧縮加工のペーパーにダンピング効果のある特殊処理を施したコーン、トリプルウエーブ・ブチルラバーエッジ、超軽量銅皮膜処理のアルミワイヤを装着したボイスコイルなどが挙げられます。

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