皆様、こんにちわ。
九州地方を中心に局地的な豪雨により被災された方々にお見舞い申し上げます。
そしてお亡くなりなられた方のご冥福をお祈りいたします。
弊社の所在地も福岡県なのですが、幸いにも被害は無く元気にやってます。(僕は関東在住なので被害全くなし)
6月まではイベントや試聴会がないので一般的なサラリーマンと同じように週休二日が多くなってしまったのですが、今月からはぼちぼちとやっております。
ただ、このような状況なので、感染リスクなどを考え当面の間は弊社イベントページに告知は控えさせていただきます。
さて、今日は弊社が輸入しておりますBLAMミドルクラスとなります、Liveシリーズを少し掘り下げてご紹介いたします。
Liveシリーズは16cmセパレートタイプが4モデル、16cmコアキシャルが1モデル、サブウーハーが2モデルとなります。
コアキシャルは1モデルしかないし、ウーハーはサイズで選ぶので問題ありませんが、16cm2wayセパレートタイプは4種類もあり、しかも微妙に価格が違うしで、どれを選んだら良いの?ってご質問も多くいただきます。
そこで僕なりの解釈と僕なりのLiveシリーズ攻略ポイントをご説明します。
Liveシリーズを僕的な主観で販売店様にご案内しているのは、L165SとL165LSQの2モデルに絞ってご案内しています。
何故か?
答えは、売りやすいし、買いやすいから。(単純な発想ですね)
まず、BLAMはどのグレードも共通部品を使い、コストを抑えております。
Liveシリーズでは、すべての16cmスピーカーは同じフレームを使っています。
セパレートスピーカーはツイーターとハイパスフィルターはすべて共通です。
そのため、高音域は全く変わりません。
L165A、L165S、L165Pは振動板はケブラーコーン、L165LSQはペーパーコーンを採用しています。
L165LSQはL65Aと振動板が違うだけでマグネット、フレーム、ボイスコイル、ネットワーク、ツイーターユニットは同じものを使っています。
ただ、振動板の素材が違うので音の感覚はそれなりに違います。
また振動板の重量せいもあり、L165LSQは低音域が少し伸びません。
L165PはこのLiveシリーズでは一番の高級機(¥63,000-)となり、マグネットも大きく、深く重みのある雰囲気の音です。
ただし、ツイーターとハイパスフィルター、フレーム、ローパスコイルはL165A,L165LSQと共通です。
流石によい音してますが、ちょっと待って!
¥63,000-となると、Liveシリーズの1つ上のカテゴリーのSignatureシリーズで¥65,000-のS165.80Aが¥2,000-出せば1つ上の商品買えます。
S165.80Aはネットワークレスなので、ネットワーク付きなら¥72,000-と+¥9,000-で行けます。
音は結構違います。
この辺は音なんかは一長一短かなぁって思いますが、Signatureシリーズはフランス生産、Liveは中国生産という所で気分的にね。
ブランド志向の強い日本人ですからね。
音で言ったらS165.80とL165PでしたらS165.80のほうがワイドレンジで低音域も切れがあるので僕は好みです。
ただ、L165Pもツイーターのサイズですが、中高域の厚みや表現力はかなり良く、低音域の音の太さはL165Pの方が良いかなあ?ってところです。
で、僕のおすすめL165Sですが、
このスピーカーは価格手ごろ、取付易い、音もかなり良いって言う、僕の中で満点に近いぐらいの評価です。
BLAMはボイスコイル長くするのが特徴なんですが、長くすると取付奥行が必要になるというデメリットもございます。
車両によって付く付かないっていうところがやや問題になります。
特に5万円台のスピーカーを選択する方の場合、手軽にいい音出る商品を選択する方向けなので、インナーバッフルで収まらないと選択肢から外れてしまします。
でもこのL165Sは取付奥行61.7mmと割と薄型でよっぽどじゃない限りはインナーバッフルで取り付けが可能です。
販売店様からのお問い合わせでそこそこ多いのが
「車が〇〇なんだけどBLAMのコレインナーバッフルで着く?」
っていうお問い合わせが多いのです。(知るかボケーとたまに心の中で叫んでるのはナイショ)
フィッティングは大事ですからね。
僕らも販売店様からの取り付け情報はフィードバックしていただいてますので付けた事例をお伝えしてますが、レアな車や新型車は情報が無いのでその場合困るんです。
BLAMのスピーカーってけっこうきわどいラインで、付けようとしたらインナーバッフルでは無理だったって言う事もしばしば。
そのBLAM実はつかなかった問題を解決したのでL165SなどのBLAMの薄型製品です。
BLAMにはSignatureシリーズにもかつてのLiveシリーズ(先代のLiveシリーズね)薄型のモデルがあります。
ウーハーユニットを薄くするためにマグネットを磁力が強く、小型化できるネオジウムマグネットに変更し、ボイスコイルを前に出すことにより薄型化しています。
ただし、他のユニットに比べ、振動板が浅くなりますので、振動板の面積と強度が若干弱くなります。
でもSignatureシリーズのS165N45に使ってるWS6N45は振動板にリブ加工してますので強度もばっちりです。
L165Sはリブ加工もございませんが、音はばっちり良い音してます。
取付しやすいモデルって事でローパスフィルターレスな仕様ですがこれには訳もございます。
LIVEシリーズのご紹介記事でもUPしましたが、L165Sのウーハーユニットは他のモデルよりも上が出ません!
っていうかわざと高域を抑えてローパスフィルターレスでもツイーターとうまくつながるように工夫しています。
下のパラメーターはL165P(上)とL165S(下)の周波数特性です。
下のL165Sの方が急速に減衰しています。
この特性があるのでローパスフィルター無でも問題ないのです。
試しにL165Pのローパスフィルターをつないでみましたが、無いほうが余計な素子が無いので音はクリアーです(マルチアンプシステムの方が音がいいっていうのと同じような感じです)
どうしてもローパスフィルターが欲しいって方はカタログに記載しておりませんが、定価¥5,000-で販売してますんでご購入の際に販売店様にご相談ください。
長くなりましたが、以上のことから考えると振動板の違いによる音のキャラクター違いと4万円台のL165LSQと税抜き6万弱で取り付けしやすいL165Sの2モデルをお勧めしてます。
Liveシリーズはネットワークがハイパス、ローパスと2つに分かれてますので、カーナビゲーションのリア出力をツイーター側に接続し、フェダーでレベル調整や、フロントリアのタイムアライメント取れるナビなら結構調整できますね。
弊社輸入商品のaudisonのPrima シリーズのDSP内蔵型アンプを使ってもよし。
変化球でしたら弊社も取り扱いさせていただいております、アメリカの老舗ブランドKICKERでオートチューニング機能内蔵のDSP内蔵型のコンパクトで手ごろな価格なKEY200.4(定価¥59,000-)を使ってのバイアンプモードなんかも良いですね。
取付方法が決まっいれば、工賃込みの価格もオープンにできますので価格がはっきりしますから販売店様も提案しやすいですし、お客様のご予算とのすり合わせもしやすいので僕は販売店様へのデモはL165Sでご提案してました。
って事で今日はLiveシリーズのスピーカーどれ選んだらいいの?問題を個人的な主観でご説明させていただきました。
あくまでも僕の主観ですので他の弊社スタッフは違うかもしれませんけどね。
では今日はここまで。
皆様ごきげんよ~
トライム
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実は私40代も半ばなんですが、ラウドロックやスカパンクが大好きでして、ここ数年でかなりはまってるのがHEY-SMITHってバンドです。
ホーンセクションが入ると音が明るくなった感じがしてかなりノレます。
HEY-SMITHはトロンボーン吹いてる紅一点の”かなす”がかわいらしいのですが男前で好きですw